きみどり
P站ID:3540960
きみどり在P站上传了32件作品,擅长画
创作,
原创,
色调补正,
苏生龙王传说,
银狐,
人外x少女,
恶魔
主题的作品,让我们一起欣赏一下吧。
ハロウィンに踊れ
「今度は、君がお菓子になる番だ」 秋のオバケを甘く見てはいけないよ。彼らは悪戯好きな上に執念深いから。 ーーーちょっとフライング気味ですがハロウィンですよってことで、お試しで色も着けちゃったりしてみました( ´∀`) ジャックオーランタンさんてイケメンだよな… 精進します、ありがとうございました。
「甘いお菓子は嫌いかな、お嬢さん」
「私は大好きでね」 特に、君みたいな、ね。
favorite
白き冬は好きな色に染まれよ 私の胸は春を焦がれる若草色
嗚呼
北の山に住む邪竜の討伐に向かった騎士の一団が、物の見事に返り討ちにあいまして。 蜘蛛の子を散らすとはまさにこの事。誇りと名誉を秤にかける事もなく、一目散に逃げ惑う鎧の群れ。 つまらぬと鼻を鳴らした邪竜の足元に、転がっていたのは思いがけない天からの贈り物であった。 「お前は、逃げぬのか」 どす黒い笑みを顔に貼り付けた竜の姿は、さながら死神にでも見えただろう。逃げられるものなら逃げてみろと言わんばかりに、運悪く取り残された一人の騎士に忍び寄る。 「わざわざ逢いに来てくれたのだ。そう恐れることも無いだろう?」 腰を抜かしてしまったのか、拒絶するように動く足はただただ地面を引っ掻くだけ。悲鳴にならない喘ぎを漏らしながら、鎧をカタカタと鳴らす姿は最早ただの獲物でしかない。竜は、まだ天に見放されたわけではなかったか、と、これまでの悪事を思い返す。 爪の先で呆然としているのは、まだ幼ささえ残るうら若い娘であった。 「嗚呼、どうしてくれようか」 お前は、どうして欲しい? 運命に身を任せよ。例えばその先で、思い描かぬ結果が待っていたとしても。 ーーーお疲れ様でした。まあ、後悔はしてま
ひだまりの王様
「お前は、優しいな」 麗かな風が駆け抜ける丘の上。 美味しそうに果実にかぶり付いていた少女は、一瞬不思議そうにこちらを見て顔を綻ばせる。この笑顔もいつかは、徒に咲いた花のように枯れ果ててしまうのだろうか。 そんな事を考えれば、日和に浮かれた貪欲な魔物が顔を出す。 心地よさに溺れては、羽を伸ばして光を貪った。せっかくの陽射しを遮って、包み込むようにして陰を作れば、その優しさは竜だけの物。 『私が居れば、もうお前にひだまりは必要ない』 それは竜にとっても同じこと。 どうか、この喰いきれぬほどの優しさを。 奪いきれぬほどの温もりを。 『私によこせ』 それは、傲慢な王と、1人の少女の昼下がりの出来事である。 ーーーお疲れ様でした。 頭の中にある構図をパパッと描けるようになりたいですね、色々矛盾があるのに直し方が分からない(^-^;‼ 難産でした(汗)はい。 春は好きですが、花粉症はどっか行けって思います。 精進します、ありがとうございました。
乾十三
ノーガンズライフ祝アニメ化!!ということで十三さんを描かせて頂きました。いかんせんカッチョいいのに作画コストがエグいので手を出し損じておりました(^^; 面白いので興味があれば是非!
哀鳥愁寒
【アイチョウシュウカン】 「どうか私を拐ってくれませんか」 長いこと、この森に通っていた少女は、ほんの少し大人びた目でそう言った。半分ふざけて、半分本気で。 「…良いだろう。お前にとって救いになるかは知らないが、な」 安心しろ、後悔だけはさせない。 初めて触れる温もりを、もう二度と手放すことが無いように。壊してしまわないように。 哀しみも愁いも、荘厳に燃える黄金色の空の下では、ただやすらかに眠りにつくだけである。 晩秋の11月は【アイチョウシュウカン】です。 死にたがりの少女と山伏の鳥の話。 ーーーなんでこう鳥と山伏の格好て凄く似合うんですかね。 ただもう色々と雑になってしまった…もっと集中力が欲しいです…( ;∀;) 精進しますです、ありがとうございました。
初霜
「やたら冷えると思ったら…霜が降りたか」 田畑の野焼きも済んだ霜月の始め、寝起きの火照った身体に冷たい空気が刺さる。 「でもおじさんと一緒なら暖かいよ」 熊の背に終われた小さな少女が、当たり前のように息を白くしながら言う。 『俺もだ』 親子なのだからすんなり言ってしまえば良いものを、そう言おうとした口は、ただ秋の空を白く染めるだけ。思いは遠く、霞んでぼやけて消えてしまう。 「…さあ、風邪をひいては大変だ。戻るぞ」 背中の少女に狼狽えを悟られぬよう、取り繕って踵を返す。 きっと、彼女がここを飛び立つ日も、あっという間に訪れてしまうのだろう。その時に俺は果たして、何の未練も無くこの手を放せるだろうか。 日に日に増す温もりと重さを、心からいとおしく感じながら。季節は巡り、今年もまた冬が来る。 ひょんなことから親戚の人間の少女を育てることになった熊の中年親父の話。 ーーーはい、とにかく描きたかった構図でした。背景を描かないと描けなくなりそうでヤバイなと思ったのですが、やっぱり上手く表現できない…‼ 今はやってないですが、近所の駄菓子屋さんを参考にさせて頂きました。 最近急に寒くな
地上の星
「来年も、どうか、貴方に逢えますよう」 今宵はどんな願いも叶う夜。七月七日の地上の星々は、そうしてまた同じことを祈るのだ。 空に届けと、この奇跡が途絶えることが無いように。
翳る太陽に花束を
お帰りなさいは、もう言いたくないから。 ーーー大きな絵は久しぶりだったので、自分でも途中から何を描いてるのか分からなくなりました(´・ω・`)精進します… えーー本日から9月16日まで、上野・東京都美術館にて開催しております第41回東京展にて、この作品の原画を展示して頂ける事になりました。 他の作家様方の素晴らしい作品も数多く展示しておりますので、是非是非足を運んでみて下さい! A1なので無駄にでかいです。宜しくお願いします。
憂
「何故俺に構う」 君からすれば、鬱陶しいという感情を隠す処か、威嚇さえした獣にも見えただろう。後で気付いたが、此が君との最初の言葉だった。 「人が、誰かが。隣に居ないと、貴方は優しくなれないから」 まるで吹き抜ける秋空のように、一点の曇りも無く君は言う。臆することも無く、けれど、何処か深い哀しみをその瞳に滲ませて。 嗚呼、俺も何と馬鹿な事を訊いたと、己の幼さを呪った。 か細い身体を掻き抱けば、それに応えるように、腕の中で君が泣く。 憂う人には優しさを。 誰かの温もりが必要だったのは、君も同じだったろうに。 憂い多きとある少女と不器用な鳥の話。 ーーーまあ諸説あるようですが、「優」という漢字が生まれたのはきっと、こういうストーリーがあったからこそだと思うのですよ。 鳥を描きたかったのですが、さすがは生ける美術品と言われるだけあって難しいですね(笑) 精進します、ありがとうございました。
葉桜前戦
勝って兜の緒を締めよ。 皐月は待ってはくれないよ。 ーーーご無沙汰でした 色々とドタバタしてしまいまして期間が空いてしまいました…(´・ω・`) 端午の節句は日本の行事の中でも特に好きかもしれません。街の至るところで揚げられる鯉のぼりを見掛けると何だかホッとします(*´-`) 精進します、ありがとうございました。
現実逃避
目を瞑れば、耳を塞げば、口を閉じれば 誰も傷付かずに済むと思ったかい ───息抜きに描きましたがご覧の通り病んでます。絶賛病んでます(笑)
水神
静寂と水面と、君の歌だけ。 風景練習
求めよ、さらば与えられん
「馬鹿かお前は」 お前になら、求めてさえくれるなら、意図も容易く与えてやると言うのに。
いつかの咎人
時を越えても、貴方は約束を守らない。 3年ほど前に投稿した「命令違反」を書き直したので一応投稿させて頂きます。 過去と比べると、ちょっぴりでも進歩してたら嬉しいなと思う今日このごろです( ´∀`)
ユキ
その温もりは、曇天の下で楽しそうに降り積もる。 「晩メシは何にしようか」 冬景色が染み込んだような薄い肌の二人は、賑やかな市場の人波にさらわれることなく家路を進む。暖かな笑顔を携えて、未だ遠い春を焦がれながら。 竜は奇しくも自分と同じ名前の少女の名を呼ぶ。 お互いの傷口を埋めるように降る温もりは、まだ止むことはないだろう。
英雄の帰宅
王との謁見もほどほどに、宴会の誘いも抜け出して、ひっそりと城を抜け出す一人の影。 思い深げに微笑む門番の見送りも気にしないまま、城下町を目指して駆け抜ける。筋骨隆々の獣も今は、吹き下ろす木枯らしよりも速い疾風の如し。支給品のベレー帽が置いてけぼりになりそうなのもお構い無く、夕食時で賑わう街を駆ける。 人混みを縫うように走る姿は、さながら万引きを働いて逃げる少年のよう。行き交う人びとは、まさか彼が周辺諸国でも恐れられる軍隊を統括する総統だとは、夢にも思わなかっただろう。 よくある演習からではなく、実戦からの帰還である。軍の総統ともあろう者が、祭儀礼装ではなくくたくたの作業着のまま民衆の前に現れるなど、本来決してあってはならないこと。 だが、今の彼にはそんなことどうでも良かった。 騒ぐ胸の命ずるままに、もし仮に足が無かったとしても、這いつくばってでも彼女に会いに行っただろう。もちろんそれは、大袈裟な例え話だが。 そのままの勢いで、懐かしい酒場の戸を開ける。一瞬にして中の者達の視線をかっさらった竜人の目には、一人の少女の姿しか映らない。 「…エナ」 戦地に赴いて3年間、幾度か
春の迎えを
「できることなら、君の隣で」 少しばかり遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。 今年は酉年ということで、もう軍司様を描くしか無い!と思ってペンを取りました。昨年は沢山の方に幸せを頂きまして、少しでも恩返しが出来ればと考えています。 こんな自分ではありますが、何卒今年も宜しくお願い致します‼ 精進します、ありがとうございました。
藤天狗
「あいこの谷は人を食らう。年中花を咲かせては、人間を誘き寄せて肥やしにしてしまうのだ。一度迷い込めば生きては帰れまい」 背中から伝わる温もりと低い声は、今思えば夢であったのかもしれないが、それでもあの日見た藤の色は多分、生涯忘れることはないと思う。 烏の様な漆黒の羽を羽ばたかせて、狂気すら感じる美麗の谷間を駈ける。 ーーー厚塗りやってみたかったので見よう見まねでやってみました!色々難しいですが結構楽しかったです笑 精進します、ありがとうございました。